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妊娠後期に市が開催する【両親学級】に参加して感じたこと

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先日、市が開催している両親学級に夫と参加してきました!

行くまではソワソワとしていたのですが、参加してとても良い経験になったのでこれから両親学級に行こうと思っている方の参考になれば嬉しです♪

こんな人に読んでほしい
  • 妊娠中の方
  • 妊娠を考えている
  • 両親学級に参加しようと思っている
  • どんなことをするか知りたい

 

両親学級とは

これから出産を迎える女性とそのパートナーのために産院や自治体が開催している学習会。妊娠中の過ごし方についてや、お産の流れ、新生児のお世話の仕方についてなどを教えてもらえます。

私の市では、両親学級に参加する条件として「初めての妊娠の方のみ」とされていました。参加する際は、開催時期や回数、条件などをしっかり調べましょう!

 

Contents

こんなタイムスケジュールでした

まず、私たちが申し込んだのは午前の部(9時半〜11時45分)でした。

受付では、母子手帳を提示し、予約リストに名前があるか確認してもらい入場しました。私たちが行った時間(15分前)は数組の夫婦しかいなかったのですが、あっという間に会場には妊婦さんとその旦那さんでいっぱいに。

早く来た人たちは配布されたたくさんの資料を熱心に読んでいました。こんな感じの資料が配られました。

資料

そして9時半過ぎ、司会の方がお話を始めスタートしました。

9時40分〜

赤ちゃんの「泣き」についてのビデオ観賞

10時5分〜

グループワーク(4組の夫婦が1グループになって行いました)

まずは自己紹介を行い、住まいや予定日などを話しました。その次に先輩ママたちに質問したいことを考え、グループでまとめ2つほど発表しました。

10時10分〜

先輩ママたちへの質問

各グループから出た質問に対し、3人の先輩ママさんが答えてくださいました。

  • 夫にしてもらって嬉しかったこと
  • 立ち会い出産時のアドバイス
  • 役に立ったグッズ

などについて答えていただきました。

10時25分〜 休憩 各自お茶を飲んだり、他の夫婦と会話したりして過ごしました。

10時35分〜 グループで場所を移動して

  • 歯科検診についてお話
  • 食事の栄養バランスについてお話
  • 持参したお味噌汁で塩分濃度を測る体験
  • 妊婦体験
  • 沐浴体験

11時15分ごろ  アンケート記入、お土産配布

おむつ(3枚セットになったもの)や沐浴用ソープの試供品をいただきました。

おむつの試供品

11時20分ごろ  解散

という感じのタイムスケジュールでした。

終わってみると、あっという間でした。

参加してみてここがよかった!

同じ時期に出産予定の夫婦とお話できた

おそらく、スタッフの人が手配してくださったのだと思いますが、グループワークで一緒になった夫婦は、出産予定日が近い人たちでした。全く同じ日が予定日の人もいってびっくり!

同じ時期の予定日の人とお話できる機会はそうないので、とても良かったです。不安に思うことや気になることも共感できてディスカッションがスムーズにできました。

夫が前よりもっと優しくなった気がする

以前から気遣いをしてくれる人でしたが、両親学級に参加して以降、前にも増してサポートをしてくれるようになりました!

私が荷物を持っているとすぐに飛んできてくれるようになったり、手伝ってくれる家事も増えました。

夫は妊婦体験で、妊婦のおなかの重さを実感できる「妊婦ジャケット」を着用したのですがそれが良かったのかもしれません(笑)

ジャケットのお腹部分は約8キロくらいだったと思います。着用して、座る、寝る、下に落ちているものを拾うなどの動作を行い、妊婦の体の重さや不自由さを体験していました。

参加されていた他のご主人も「これは重いわ!仰向けで眠れないね。これはキツイ!」と漏らしていました。

「泣き」についての知識と覚悟ができた

両親学級資料

一番はじめに赤ちゃんの「泣き」についてのビデオを見ました。赤ちゃんは泣くのが仕事と言われますが、まだ産まれていないのでいまいち実感はできませんでした。

赤ちゃんの「泣き」のビデオで学んだこと

  • 赤ちゃんが泣く理由はたくさんある
  • 理由もなく泣くことがある
  • 生後2週間からもっと泣くようになる
  • 健康な赤ちゃんでも1日5時間泣くことがある
  • 2ヶ月目にピークを迎え次第におさまっていく
  • お母さんお父さんのせいではない
  • 赤ちゃんのなだめかた
  • 激しいゆさぶりは決してしてはいけない
  • イライラしたときの対処法

特に、「5時間泣くこともある」なんてびっくりしました。同時に、ピークが過ぎればおさまるということを知っているかどうかだけで少し気がラクになりましたし、どんなに泣いても一緒に頑張ろうね!と話合うことができました。

また、泣かれすぎてイライラしたときは赤ちゃんから少し離れて自分がリラックスする時間をつくることも大切ということも知りました。

沐浴体験でイメージ作りができた

楽しみにしていた「沐浴体験」がとても良かったです!

夫婦一組につき1つ、ベビーバス、沐浴台や赤ちゃんの人形、沐浴布が用意されていました。まず助産師さんから沐浴で必要なグッズや注意点などについて説明があり、すぐに体験させてもらえました。

私たち夫婦が感じたのは「赤ちゃんの体を(背中側を洗うために)ひっくり返すのが怖い!」ということ。人形だからできるけど、これ本物だとおそるおそるになりそうです。

人形は3キロしっかりあるもので、結構重く片手で持って片手で洗うのは大変だと感じました。だからお風呂担当はパパというご家庭が多いのですね!←

実際はお湯を入れて行うのでもう少し軽いですと教えていただきました。

私が体験したところはベビーバスにお湯が入っていませんでしたが、開催する場所によっては実際にお湯や水を張って体験させてもらえるところもあるようです。

沐浴後にすぐ服を着せられるよう、バスタオルや服をセットしておくこともレクチャーしていただきました。また、お風呂あがりにしっかり保湿してあげることでアレルギー対策になるということなども教えていただきました。

栄養指導・歯磨き指導で食生活を見直すキッカケに

栄養指導では、自宅でいつも作っている味噌汁を持参して塩分をチェックするということを行いました。我が家の味噌汁は塩分濃度はセーフでしたが、他のおかずは塩分過多だろうなと思いました。

栄養士さんから聞いた塩分の下げ方

  • ダシをとる
  • 野菜を多めにする
  • 減塩調味料を使う
  • 塩味は一点のみにしてみる

これを機に醤油や塩の量を減らすことを始めました!

1日の塩分目安は7グラム未満。もう少し前から実践すべきではあったのですが、過ぎたことは仕方ないのでこれから努力します。

それに、夫も助産師さんの話で減塩の重要性をより理解してくれたと思うので、食卓に並ぶ料理の味が薄くなってもガマンして食べてくれる気がします(笑)

歯磨き指導では

  • 妊娠中はホルモンバランスの影響で口内環境が悪くなる
  • 食事の時間はしっかり決める
  • ダラダラと食べると虫歯になりやすい
  • つわりが終わったらでいいので歯科検診に行くことが大切

ということを言われたので、さっそく歯医者さんに行きました。お医者さんからも妊娠中にしっかり歯を健康に保っておくことが大事だよと言われました。今つわりで行けないという方も、妊娠中期〜後期に行っておくことをおすすめします!

まとめ

私たちは、妊娠後期(28週)で参加しましたが、初期や中期の妊婦さんもおられました。

それぞれ近い週数のご夫婦と一緒にお話できたり、先輩ママや助産師さんからアドバイスをいただいたりと、とても良い経験になりました。

何より、一緒に参加してくれた夫が妊婦体験や沐浴体験を通して父親になる実感が少しずつ湧いているような気がして、これから安心して出産に挑もうという気持ちが大きくなりました。

最初は緊張しましたがグループワークもあったので少しずつお話でき、いつのまにか緊張はなくなっていきました。

それに、両親学級に参加されているご夫婦はとても良い方ばかりでした。これから子育てするぞ!という気持ちを持っている方たちだと思うと安心して悩みも話せましたし、それぞれのご夫婦の旦那さんが率先して話合いに参加されているのもとても好印象でした。

これから出産される方は、病院や自治体で行われている両親学級にぜひ参加してみてくださいね!