防災対策

避難行動を話し合う。災害時に自分と家族がどこにいるかを想定する

会議

災害時、家族がみんな同じ場所にいるとは限りません。

会社や学校など出先で災害が起こったとき、安否確認のための連絡をすぐに取れればいいですが、電話はなかなか繋がりにくくなります。

東日本大震災の時、私の夫は東京にある会社のビル7階で被災しました。

自分の安否を伝えようと実家に電話しましたが、何度かけても繋がらず、やっと電話がつながったのは夜の11時でした。

当時はスマホよりガラケーを持つ人のほうが多く、連絡手段として電話を使う人がほとんどだったと思います。

災害時、自分の身を守るのが第一優先ですが、その次に避難する方法や場所が重要になってきます。

いざというとき、家族それぞれが安全に避難できるように災害時の避難行動を話し合っておきましょう!

避難行動を話し合う

用意するもの

・メモ用紙
・ペン
・地図(避難場所や避難所が記載できるもの。市区町村で配られるハザードマップなど)
・ジップロック

 

災害時、まず自分がいる場所で確認すべきことは、以下の2つです。

・避難指示がないか

・津波や火災の危険がないか

 

もし避難指示が出ている場合や、津波や火災の危険がある場合は、一時的に避難する場所に向かいましょう。
小中学校や公園などですが、会社や学校で指示がある場合はそれに従いましょう。

どこで被災する可能性が高いのかを考える

自分の毎日の行動から、どこで災害にあう可能性があるのかを考えます。

大人であれば、会社、家、その他の場所?

子供であれば、幼稚園、学校、家、公園? など

過ごす時間が長い場所をメモに書き出し、それぞれの場所で被災したときの行動を考えます。       

書き出したら、それぞれの場所を地図でマークし、連絡先(電話番号など)もメモに記入しましょう。

map 

避難場所と避難所を確認する

 

次に話し合うべきは、実際に避難する“避難場所”や“避難所”です。

避難場所とは、

災害時の危険を回避するために、一時的に避難する場所のことです。

大きな公園や小中学校の校庭など

避難所とは、

災害によって避難生活が必要となったとき、一定期間の避難生活を送る場所のことです。

学校の体育館や公民館など

 

一時集合場所が危険な場合(火災や津波の危険がある)は、避難場所へ移動します。

情報収集をする

避難場所や避難所は、各市町村の「防災情報マップ」などで調べることができます。

各市町村のホームページや配布しているパンフレットなども参考にしましょう。

以下のサイトでも、自治体が指定する避難場所を検索できます。ぜひ参考にしてみてください。

 

避難経路も確認する

避難場所や避難所だけでなく、避難経路について話しておきましょう。

避難経路は1つではなく複数考えておくことが理想です。

道路の液状化して通れないことや、大勢の人が利用し逃げ遅れることも考えられるからです。

これらの3つの場所をメモをもとに、地図に書き込んだら、

実際に歩いて行ってみるといいですね。

一度でも足を運んだことがあるといざというときも避難しやすいです。

歩いてみると、危険そうな道だと気づいたり、坂が多いことや、川が近いことなどに気付くこともあります。

具体的には、大きな看板がある場所や、ブロック塀がある細い道、河川の近く、がけ崩れのある恐れのある道などです。

これらが避難経路内にある場合は違う道を検討しましょう。

子どもやお年寄りがいる場合は、歩ける距離なのか、急な坂道や階段はないかなどを見つけるきっかけにもなります。

共有した情報は持ち歩く

ペンとメモ

 

家族全員分の情報が書かれたメモと地図をコピーし、ジップロックなどの防水できるものに入れます。

人数分のコピー×2を用意し、1つは非常時持ち出しリュックに入れておき、もう1つは外出時に家族全員が持ち歩けるようにしておきます。

ポーチなどに入れて、外出時にはいつも持ち歩く習慣を身につけておくといいと思います。

持ち歩くのが難しい場合は、メモと地図を写真で撮り、ケータイなどですぐに確認できるようにしておきます。

まとめ

地図とメモを作成する際のポイントをまとめました。

  1. 自宅と避難場所、避難所を調べ、地図とメモに記入する
  2. 避難経路を調べる(複数ルート)
  3. 危険な道もチェックしておく
  4. 避難場所、避難所の連絡先、家族の連絡先(学校の電話番号なども)をメモに記入する
  5. メモと地図は全員分コピー(写真に撮っておく)
  6. 常に持ち歩く習慣を身につける

家族で避難行動を話し合ったことがないという人は、ぜひこれを機に話し合ってみてくださいね。

ご参考になれば幸いです。