マタニティ

出産後も使える!妊娠中に準備したい防災ポーチ・カバンの中身はコレ

今日は妊婦さんのための防災対策についてお話ししようと思います。

妊婦さんは妊娠初期、中期、後期と大きく3つの時期によって体調や身体が変化します。つわりがある初期だけでなく妊娠期間を通して体調不良が生じやすいため、お腹に強い衝撃が加わることや、転倒にも注意しなければなりません。

また妊娠中は免疫力が下がっているので、感染症などにも普段以上に気を付ける必要があります。

妊婦さんは、高齢者や体の不自由な方同様、非常時に支援が必要な層ですが、災害時は何があるかわかりません。自分で自分の身を守るためにも、日頃から防災を意識して過ごしましょう!

Contents

私が妊娠中にそろえた防災グッズ

ポーチの中身

ポーチの中身

マスク

できれば2~3枚をジップロックなどに入れて持ち歩きましょう。妊娠中は様々な感染症に気を付ける必要があります。

私は、他人の咳やくしゃみは特に気になったので、人がいる場所へ行く際は常時マスクを着用できるようにしていました。

写真に写っているのは普通の女性用サイズのマスクですが、妊娠初期のころは、「三次元立体マスク」を愛用していました。普通のマスクよりもお高めですが、肌に密着してウイルスから守られる気がして安心できました!

アルコール除菌シート

非常時、水不足などで手を洗うことが難しい際でも役立ちます。常に手を清潔に保つために一つ入れておきましょう。

手ピカジェルなどもコンパクトなサイズのものが売られているのでそちらでもいいと思います。

口腔ケア用品

水が不要で、指に巻きつけて使う歯磨きシートを一つ入れておきましょう。妊娠中は虫歯になりやすく、災害時はとくに感染症のリスクも高まります。

私は無印の「歯磨きシート」を入れています。

リップ・保湿クリーム

乾燥対策に使います。妊娠中は肌が乾燥しやすいため小さいサイズのものを入れておきましょう。

「IHADAの薬用とろけるバーム」はべたつかず使いやすいので季節問わずに使えて便利です!

生理用品

災害時は何度もトイレに行けないこともあります。
その時も生理用品をこまめに替えることで清潔に保つことができます。
おりものが多くなる時期には専用のおりものシートを入れておきましょう。普通のナプキンより薄いのでかさばらずに持ち運びできます。

ビニール袋

ごみを入れるのに使えます。つわりで戻してしまった時にも使えるので入れておきます。私は、黒いビニール袋を数枚ポーチに入れています。

ハンカチ・ティッシュ

ハンカチはマスクがない際にも代用品として使えますし、止血などの際にも役立ちます。小さいものより、少し大きめの手ぬぐいサイズを入れておきます。
ティッシュは水に流せるタイプ(100均にも売られています)のものがおススメです。トイレットペーパーがきれているときも使えます。

その他常備薬

妊娠中でも、医師の診断のもと服用が認められている常備薬があれば入れておきます。

ポーチは巾着タイプ

先程のグッズをポーチに入れるとこんな感じです↓

巾着タイプなので持ち運びにも便利で重宝しています。カバンにはいつもポーチを入れるようにしています。

ポーチ

カバンに入れていたもの、つけていたもの

水や防寒具

母子手帳、マタニティマーク

もし病院へ搬送されることになってもそのときの母子の状態を知ってもらうために母子手帳は常に持ち歩きましょう。

マタニティマークは災害時、自分の身に何かあったときに周りの人に気づいてもらう要素になります。
赤ちゃんを守るためにつけることをおススメします。

モバイルバッテリー

非常時、半日から一日外出先から帰れないこともあります。

連絡手段や情報収集のためにも、携帯を充電できるモバイルバッテリーを常備しましょう。もちろん携帯とつなげるケーブルも忘れずに。

妊娠初期のつわりのため、食べ物をうけつけない場合でも水分補給は必須です。
水分さえとれない場合はすぐに病院へ行ってください。
水は500mlペットボトルを必ず1本はカバンへ入れて持ち歩くようにしましょう。
自宅でも水の備蓄は多めにしておくことをおすすめします。

ホイッスルまたは防犯ブザー

東日本大震災の際、女性の被害としてのぞきや強制わいせつなどの犯罪も起きました。
なるべく人のいないトイレなどには行かないようにし、暗い場所を歩く際は複数で行動するなど気をつける必要があります。

飴やガムなど(食べづわりの場合)

食べづわりで、空腹になると気持ち悪くなる人もいます。
災害時は食事を決まった時間にとることが難しくなるので、すぐに口に入れられるアメなどのお菓子を持っておきましょう。私もつわりの時期、電車に乗るときは常に飴を舐めていました。

防寒具

妊娠中に冷えは大敵です。
夏でも冷え対策として腹巻きや薄手のカーディガンなど体を温めるものをカバンに入れておきます。
冬は、厚手のストールやカイロなどより防寒できるアイテムをプラスして持ち歩きましょう。

妊娠中に災害が起きたらどうする?

まずは安全を確保する

まずは、自分の身を守りましょう。自分が死んでしまっては、赤ちゃんの命は守れません。

身の安全を確保したら、自分が次にとるべき行動を考えます。

・火災は起きているのか?

・津波の心配がある場所なのか?

・避難警報が出されているか?

これらの危険性がある場合は、避難が必要ですので、周りに人がいる場合は一緒に避難することが可能であれば一緒に避難しましょう。

避難するときに気をつけること

  • スニーカーなどの動きやすい靴で移動する
  • 1人で行動しない
  • 転倒に気をつけて避難する
  • ホコリや煙を吸い込まないようにするためマスクをする

周りにいる人を頼ることも大事

自分がどこにいるかによって、避難の方法や時間も変わってきます。

もし、電車の中にいたら、ショッピングセンターにいたら…など様々な場面が考えられますよね。災害時に関わらず、非常時には周りにいる人に助けてもらうことが重要だと私は考えています。

マタニティマークをつけることに賛否両論あるご時世ですが、私はしっかりと妊婦だとわかってもらい、助けが必要なときは助けを求められることが自分の赤ちゃんを守るために必要だと思います。

まとめ

防災グッズの紹介では、私が必要最低限と思うものを紹介しましたが、あとは自分で必要だと思うものを買い足してください。

また、たくさんのグッズを列挙しましたが、重くなって負担になってはいけないので、一度荷物をまとめたら、持ち運びやすいかも考え、アイテムの重さを軽いものを探すなど検討してみてください。モバイルバッテリーなどは、充電回数の少ないものであれば軽いものも売ってあります。

揃えた防災用品は、妊婦生活が終わっても使えますので無駄にはなりません!

使う機会が来ないことが一番ですが、備えるに越したことはありませんよね。もし体調がつらく、買いに行くことが難しい場合は、ネット注文やご家族に買ってきてもらってもいいですね。

妊娠中の方は、ぜひ参考にしてみてください。